





4月第三主日、今日はイースター賛美礼拝を献げました。礼拝メッセージはルカ24章1ー12節から。イエスさまが墓に埋葬されるのを見届けていた女たちは、週の初めの日の明け方早く、墓へと向かい、せめてそのお体に香料を塗らせて頂こうと思いました。でも、そこにイエスさまの亡骸はなく、だれかが持ち去ってしまったのだ…と彼女たちは途方に暮れていたのです。すると突然、二人の御使いが現れて言いました。「ここにはおられません。よみがえられたのです。…主がお話しになったことを思い出しなさい。」喪失感で一杯だった彼女たちは御使いの知らせを聞いて恐ろしくはありましたが大喜びで弟子たちのもとに知らせにいきました。「恐怖」と「喜び」…普通この二つは共存しにくい感情です。でも、復活の知らせを受けた彼女たちはまさに理解し難い感情に覆われたのです。そんな彼女たちの報告を受けたペテロをはじめ使徒たちもそれを戯言のように思いました。イエスさまの教えをずっと聞いてきた彼らでさえそうなのですから、いかに復活が受け入れ難いものであるかを思います。でも、復活こそ真実であり、キリスト教の根幹であり、私たちの希望の源泉なのです。