岩で掘った墓に納めた…

イエスさまが十字架にかけられた時、十二時頃から午後三時頃まで全地が暗くなり太陽は光を失っていた…とあります。これは、父なる神がイエスさまとの関係を断ったことを表していました。いつも神との深い交わりを持ち、御旨だけを行われたイエスさまが罪人として見捨てられ、裁かれるほどの苦しみが他にあるでしょうか。イエスさまは二人の犯罪人とともに十字架にかけれました。イエスさまに罪がなかったことは当時の総督ピラトも認めていました。でも、イエスさまは私たちの救いのために、すべてを耐え忍ばれ、最後まで神の御心に従われたのです。安息日が始まろうとしていた日、すなわち土曜日、ユダヤ人の議員であるヨセフがイエスさまの亡骸を引き取り、岩に掘った新しい墓に納めました。「神は、罪を知らない方を私たちのために罪とされました。それは、私たちがこの方にあって神の義となるためです。」イエスさまは確かに十字架上で息を引き取られました。でも、この方は三日目に死からよみがえり、天に上り、今も生きておられるのです。明日は世界中で復活祭(イースター)を覚える礼拝が捧げられます。ぜひお近くの教会に足を運んでみてください。