一緒に喜ぶために…

3月第四主日、暖かな日射しが差し込む礼拝堂で、今日は小さな子どもたちも一緒の合同礼拝を献げました。幼稚園児や小学校低学年の子どもたちが大人と一緒に礼拝に参加するのは大変なことだと思います。私たちの教会では普段、メッセージの時だけ子どもたちは二階で、担当の先生から丁寧な聖書のお話しを聞きますが、年に何回かはこのような時を持っています。この日は私もいつも以上に優しくお話ししようと思うのですが、終わってからの子どもたちの感想を読むと『わたるせんせいのこえがおおきかった』とのこと。思いが空回りしていたようです。教会によって、子どもたちの礼拝参加について様々な考え方があると思います。普段から大人と子ども一緒の礼拝がいいとか、子どもにもわかるメッセージでないといけないとか。私たちの教会もいろいろ工夫しながら今の形になりましたが、まだ試行錯誤の段階です。でも、教会学校で育った青年たちが小さな子どもたちに寄り添って、一緒に聖書を学んでいる姿は素晴らしいです。「一緒に喜んでください。いなくなった羊を見つけましたから。」今日はイエスさまのこの譬え話しがいつも以上に、心に響いてきました。