





「…あなたがたは聖なる者でなければならない。」レビ記19章にはさまざまな規定が書き留められています。神の聖さを証しするイスラエルの民は、神に倣う生活をすべきであり、神が忌み嫌われるカナンの風習に倣ってはならないとあります。彼らにはすでに十戒が与えられていて、ここで改めて異教的な風習から分離された生活を生きるように命じられました。父母を敬うこと、安息日を守ること、盗み、欺き、偽証、虐待、詐取…今日の私たちも心に留めておきたいことです。「あなたの隣人を自分自身のように愛しなさい。」その積極的な目的は、聖なる神に倣う民がともに生きることにあり、もちろんクリスチャン同士のことだけでなく、自分以外のあらゆる人に対して覚えるべきことです。大切なのは、まずこれらができていない自分の罪に気づくことであり、またそうした自分に対する神の深い愛に気づくこと、そして、神の聖さに引き上げてくださるように祈り求めることです。明日から四旬節(レント)が始まります。イースターまでの40日。先週に比べると、また少し寒さが戻ってきましたが、日一日と春近しです。花粉症の方は辛い時期ですね。ご自愛ください。