10月第四主日、穏やかな曇り空のもと、今日も神を愛する方々とともに礼拝を献げました。メッセージはエステル記3章から。ペルシア帝国の宰相になったハマンは、モルデカイが自分に膝をかがめずひれ伏さないのを見て憤り、彼一人を手にかけるのでは満足せず、王国中のユダヤ人全員を抹殺する法令を出しました。なんと恐ろしい計画でしょう。昔からの民族間の確執も影響していたようです。過越の祭りを前にして、喜び祝う日は一転して最悪の知らせを聞く日となりました。モルデカイは自分のとった振る舞いがこれほど大きな問題になるとは夢想だに思わなかったでしょう。ただひとり孤独を感じながら、主の名を叫び求めていたのではないでしょうか。モルデカイ一人に責任を負わせ、人の弱さにつけこみ、神の救いの計画を阻もうとするサタンのせせら笑いが聞こえてきます。でも、神はそんなご自分の民の苦難を知らないはずがありません。その苦難さえご自身の栄光を現すために用いてくださるのです。今日は礼拝後に献児式が行われ、ご家族が主の前に献身の証しをされました。神さまは私たち一人一人に特別な計画を持っておられます。祝福をお祈りいたします。