10月第三主日、朝には雨も上がり、柔らかな日射しが差し込む中、主の御名をあがめる礼拝を献げました。メッセージはエステル記2章から。クセルクセス王が王妃ワシュティを失脚し、新たな王妃選びのコンテストが開催されました。モルデカイはユダヤ人の孤児だったエステルを引き取り、自分の娘のように養い育ててきました。当時王の命令は絶対ですから、二人は不本意ながらもコンテストの招集に従います。するとエステルは王の目にとまり、他の多くの娘たちを尻目に見事王妃に選ばれたのです。その後、モルデカイが王の暗殺計画を知り、エステルを通して王に告げることなど、どれも偶然とは言えない神の計画の序章を見て2章は終わります。いわゆる伏線回収もエステル記の醍醐味です。今日は何よりお二人の姉妹の洗礼式がありました。それぞれに違った人生を歩む中で、イエスさまと出会い、同じ日に洗礼へと導かれました。教会で最初にお二人とお会いした日から、主がお二人を一つ一つ導いてこられた様子を間近で見せていただけて、牧師としてこんな感慨深い日はありません。新しい信仰の一歩を踏み出されたお二人のために心から祝福をお祈りしています。