再建に取りかかろう

9月第一主日、台風10号の影響もなく、穏やかな一日でした。礼拝メッセージはネヘミヤ記2章から。ネヘミヤは祖国エルサレムの荒廃を聞いて断食して祈りました。そして4カ月が過ぎた頃、突然その機会は訪れます。アルタクセルクセス王は献酌官ネヘミヤの異変に気づき『何を願うのか』と聞くと、彼は天の神に祈ってから『私を先祖の墓のある町に送って、それを再建させてください』と嘆願したのです。王はその願いを快諾し、旅の安全と資材確保の手紙まで書いて送り出しました。ネヘミヤが祈りの内に神の御旨を示され、確信を得ていたことがわかります。ネヘミヤがエルサレムに着くと、すぐにサンバラテとトビヤが妨害してきますが、ネヘミヤは神の計画を誰にも言わずに城壁の調査を進めました。そして、時至って、エルサレムの城壁の現状をおもだった人々に伝えると、彼らはみな「再建に取りかかろう」と応答していったのです。パウロは「あなたがたは神の神殿であり」と言いましたが、私たちの心の神殿はどうでしょうか。もしどこかが壊されてしまっているなら、再建に取りかかりたいものです。天の神ご自身が私たちを成功させてくださるのですから。