8月第四主日、今日は献堂七周年記念礼拝でした。毎年八月の最終主日に行っています。主が私たちの祈りに答えてくださって、素晴らしい教会堂を与えてくださったことを覚える日です。コロナ禍においては、会堂に私と妻しかいない時もありましたので、こうして皆さんで集まれることは当たり前ではないことを思います。もう以前のような会堂いっぱいに長机を出して愛餐会をもつようなことは難しいのかもしれませんが、新しい形を模索しながら進んでいきたいです。礼拝メッセージはネヘミヤ記1章から。ネヘミヤ記のテーマの一つは城壁の再建です。エルサレムの悲惨な現状を耳にしたネヘミヤは嘆き悲しみ、断食して主の前に祈りました。彼は王の献酌官という要職にありましたから、それほど影響があったわけではないでしょう。ただ…エルサレムは神とイスラエル民族の関係を表す象徴的なものでした。人々の悲しみはもちろん、主の悲しみを思う時、彼は他人事にはできなかったのです。ネヘミヤの祈りには、悔い改め、みことばの約束、神との信頼が要約されていました。本気でだれかの救いを思う時、私たちもネヘミヤの祈りから学ぶところは大きいでしょう。