教会のデボーションはⅡサムエル記15章から。息子アブサロムは父ダビデに対してついに謀反を起こすことを決心しました。父に知られることなく、戦闘力を備えつつ、次々と仲間を引き入れて体制を整えていきます。その企みを知ったダビデはすぐさま逃げる準備をして、家来たちを従えてエルサレムを出ました。今は十分に戦えません…。まずは態勢を立て直すことが先決でした。そんなダビデのもとに、異国からの亡命者イタイが「王様がおられるところに…このしもべも必ずそこにいます。」と申し出ました。また、ダビデが神の箱を見送った後、堰を切ったように泣いているところに、近臣であったアヒトフェルの裏切りの知らせが入り、ダビデの悲しみに追い打ちをかけました。しかし、そんなダビデのもとに友フシャイが最も落胆したタイミングで現れたことで、ダビデは大いに励まされ、力づけられたのです。人生はまさに、捨てる神あれば拾う神あり。ダビデに友フシャイが現れたように、あなたにも信頼できる存在が必ずいます。神は苦難とともに脱出の道をも備えられるお方です。「友はどんなときにも愛するもの。兄弟は苦難を分け合うために生まれる。」