8月第一主日、全国的に猛暑の中ですが、今日も主の御名を高らかに賛美する礼拝を献げました。メッセージは詩篇73篇から。詩人は、悪しき者が栄え、神に忠実な者が苦難を通らされることに疑問を覚えていました。そんな彼は神の聖所で、二つのことを悟らされます。それは、悪しき者の繁栄は一時的であること、自分自身が神との関係を見失っていたことです。まさに問題解決の鍵は他人ではなく、自分自身の内にあったのです。彼の心が苦味に満ち、愚かで獣のようだった時も、神は彼の腕をしっかりと掴んでいてくださり、その関係を繋ぎとめていてくださいました。やがて詩人は神への信頼を回復、大切な結論に導かれるのです。「しかし 私にとって 神のみそばにいることが幸せです。」お金や物に満たされること、地位や名誉を勝ち取ること、それらも大事なことかもしれませんが、人間にとっての最大の幸せは、神がともにおられることです。地上で何を失おうとも神を心に迎え入れることができたら、これ以上の財産はありません。逆に、全世界を手に入れても神との関係を失ってしまうならすべてを失ったのと同じです。そして、それは永遠を棒に振ることです。