私の涙を神の皮袋に…

教会のデボーションは詩篇56篇から。「心に恐れを覚える日 私はあなたに信頼します」『恐れを覚える日』とは、自分の力が及ばない問題を前にした時のことを指します。ダビデはサウル王に謂れのない迫害を受け、いのちの危険を感じる中で、敵国ペリシテ人の地に身を委ねなければならないほど追い詰められていました。そんな非常な恐れと危険の中でも、ダビデは繰り返し神への信頼を告白し、みことばをほめたたえたのです。順風満帆の日に神をほめたたえるのは容易なことです。でも、苦難の日にこそ、その人の信仰が本物かどうかが問われるのです。「どうか私の涙を あなたの皮袋に蓄えてください。」旅人が一滴の水であっても皮袋に大事に取っておくように、神がダビデの涙を蒸発しないように保存してくださいますように…との願いです。『蓄えてください』という願いは将来の希望が神にあることを示しています。神は涙を喜びの水、祝いの酒に変えてくださる。神は信仰者の涙を決して見過されないし、信仰者はその涙を神の皮袋に託してしまうので、苦難の中でも賛美が出てくるというのです。そして、神に賛美をささげる時、敵は退き、災いは去るのです。