わざわいを思い直された…

出エジプト記32章から御言葉を心に留めました。25章から始まった幕屋に関する詳細な規定は31章で完結しました。幕屋は主への礼拝を献げるための空間であり、安息日は主への礼拝を献げるための時間です。それぞれを聖別しなければならないことが命じられました。今日も私たちが主の日に礼拝を献げる上で心しておきたいことでもあります。こうしていよいよモーセがシナイ山で主と語り終え、さとしの板を頂いて下山していくのですが…山の下では大変なことが起きていました。民はモーセの帰りが遅いので不安になり、アロンに「われわれに先立って行く神々を、われわれのために造ってほしい。」と頼んだのです。アロンは民の圧力に負けて鋳物の子牛を造り、それをあなたの神々だと言い、明らかな偶像礼拝を行いました。「私たちは主の言われたことをすべて行います」と三度も誓ったのに…わずか40日足らずのことでした。あらためて神が契約を結び、律法を与え、聖いものにしようとしておられる民は、このような民であったことを思いました。これを受けてモーセの必死のとりなしの祈りが献げられるのです。詩篇106:23、103:8、9が心に響いてきました。