5月第三水曜祈祷会、出エジプト記28章から御言葉を心に留めました。「あなたの兄弟アロンのために、栄光と美と表す聖なる装束を作れ。…彼を聖別し、祭司としてわたしに仕えさせるためである。」大祭司アロンは十二部族の代表として、聖なる装束を身にまとっていなければ聖所に入ることができませんでした。大祭司の務めは、イスラエルの民の罪を負い、彼らの献げものを携え、彼らに代わって神の前に立つことです。エポデの下の青服に金の鈴がつけられるのは、聖所に出入りする時、その音が聞こえて、彼が死ぬことのないようにするためとあります。祭司職に任命されるのは、大変な名誉であると同時に大きな責任が伴う、まさにいのちがけの務めだったでしょう。あらためてイエスさまが永遠の大祭司として、自分自身を献げ、ただ一度でそのことを成し遂げてくださった恵みを覚えました。分かち合いの中で、私たちも万人祭司として、どんな務めがあるかを考えました。「…聖霊によるのでなければ、だれも『イエスは主です』と言うことはできません。」言葉だけの伝道には力がないでしょう。まず自分自身を神さまに献げ、良きとりなし手にして戴きましょう。