4月第四主日、今日も温かな日射しが差し込む教会で、主なる神に礼拝を献げました。メッセージは使徒の働き2章から。使徒たちはイエスさまが言われた通り、父なる神の約束を心を一つにして祈り待ち望んでいました。五旬節の日、エルサレム神殿は大勢のユダヤ人たちで賑わっていたでしょう。すると天から突然、激しい風、炎のような舌が一人ひとりの上にとどまり、使徒たちはみな、御霊が語らせてくださるままに他国のことばで話し始めたのです。視覚にも聴覚にもはっきりとわかる圧倒的な出来事でした。御霊に満たされたペテロたちは立ち上がって、旧約聖書の預言の成就であること、ナザレのイエスこそメシアであってその方を殺してしまったこと、悔い改めて、バプテスマを受けることを大胆に語りました。こうしてその日、3000人が救われて最初の教会が誕生したのです。聖霊は巡礼に来ていたすべての人に自動的に降られたのではなく、ひたすら約束を待ち望む者たちの間に降られました。このペンテコステの出来事は一回限りのことですが、聖霊の働きは今も私たちの間で継続しています。百聞は一見に如かず。ぜひお近くの教会に足を運んでみてください。