2月第二主日、厳しい寒さもひと休みという一日でした。礼拝メッセージはマタイの福音書の分水嶺16:20‐30から。ピリポ・カイザリアでのイエスさまと弟子たちの有名な問答の場面。「あなたがたはわたしをだれだと言いますか。」この問いにどう答えるか、それが人生の大きな分かれ道です。ペテロは弟子たちを代表して、「あなたは生ける神の子キリストです。」という実に幸いな信仰告白をしました。イエスさまはその告白を大変満足されて、このことをあなたに明らかにしたのはわたしの父だと言われたのです。また、イエスさまは「わたしはこの岩(信仰告白)の上に、わたしの教会を建てます。よみの門もそれに打ち勝つことはできません」とも言われました。教会は、建物の荘厳さより、イエスさまを救い主と信じる者たちの群れを指します。そして、教会にはよみの門(死者の行くところ)に打ち勝つ、天の御国の鍵(福音)が託されているのです。福音を信じる人には御国に入る門が開けられ、信じない者にはその門は閉ざされる。私たち教会はまさに今日のノアの箱舟です。上から目線ではなく、ノアのごとくその生き方で、義を宣べ伝えていきたいと思います。