今年もΧ'mas(Χはギリシャ語。英語のXではありません。)が近づいてきました。クリスマスはキリストのご降誕を喜び祝い、礼拝を献げる日です(大体AD4世紀頃から祝うようになったと言われます)。聖書にはイエスさまの誕生日が12月25日だったという記述はありません。なぜこの日にしたのかというと、ローマ人たちが冬至を境に日が長引くのを『太陽の誕生日』として祝っていたことに関係しているようです。太陽の誕生と言えば、「世の光・義の太陽」。つまりクリスチャンたちはこの異教的な祝祭をキリスト教的に祝ったのです。ちなみに日本で最初にクリスマスを祝ったのは1552年の山口県。その後、信長、秀吉、家康…と時代は移り、キリシタン禁制とともにクリスマスも消滅し、それから時を経て…明治7年(1874年)に再び祝うようになったとのこと。ちなみに…クリスマスイブはクリスマスの前日ではなく、…夕方という意味(ユダヤの暦では日没を境に日が変わります)、つまり12月24日の夕方からクリスマスは始まります。教会ではこの日、朝にはクリスマス特別礼拝があり、夕方からはキャンドルサービスがあります。皆さまのお越しをお待ちしております。