ゆきなれた路の…

今日もハートフル英会話から楽しそうな笑い声が聞こえてきました。レイチェルさんはオーストラリアに一時帰国のため、リアンナさんが臨時講師で来てくださいました。Kidsクラスも新しい受講生が加わって、さらに元気いっぱいの子どもたちでした。ホゼアさんは最近二冊目の本を出版されましたのでぜひご一読を。さて、今日10月26日は、29歳という若さでこの世を去った詩人・八木重吉さんの召天日でした。生前には『秋の瞳』と題するたった一冊の詩集を遺したのみでしたが、それが機縁で読売新聞から初めて詩の依頼があり、人生最初の原稿料二円を手にし、それで新約聖書を10冊購入して周りの人に分かち合ったそうです。私は彼の二つの詩をよく思い出します。『ゆきなれた路の なつかしくて耐えられぬように 祈りのみちをつくりたい。』『このあかるさのなかへ 一つの素朴な琴をおけば 秋の美しさに耐えかねて 琴はしづかに鳴りいだすだろう。』神への祈りがゆきなれた路のように…自分のことも、ご家族のことも、周りの人のことも、よく祈る人だったのでしょう。このあかるさ…彼にとってはまさにイエスさまのことだったのではないかと思います。