9月第四水曜祈祷会はヨエル書2章から御言葉を心に留めました。意識して読まないと読み飛ばしてしまうような小さな書簡ですが、そこに書かれているのは目を覆うばかりの神の裁きの恐ろしさとその民をねたむほどの愛で深く憐れまれる神の愛です。「しかし、今でも―主の言葉ー心のすべてをもって、断食と涙と嘆きをもって、わたしのもとに帰れ。」神の御心は罪人に対する裁きではなく、赦しであることを思います。ここに神の矛盾と葛藤があります。裁きの神と赦しの神が一つであるゆえに、罪人への愛は傷みなしにはあり得ないものとなる。十字架のイエスさまが目に浮かんでくるような不思議な箇所でした。朝も夜も、御言葉に真剣に向き合い、一緒に恵みを分かち合える兄姉がいることは感謝なことです。もちろん、ピリピリとした緊張感ではなく、和気あいあいと自由に語り合い、祈り合う時間です。水曜祈祷会もどなたでも参加ができます。お気軽にお越しください。