9月第三水曜祈祷会、デボーションはⅡコリント10章から。ここからのパウロは、偽使徒たちを意識した厳しい口調で記していきます。「あなたがたの間にいて顔を合わせている時はおとなしいのに、離れているとあなたがたに対して強気になる私パウロ自身が、キリストの柔和さと優しさをもってあなたがたにお願いします。」彼らがパウロのことをどのように言っていたのかがわかります。それは単にパウロの悪口にとどまらず、教会内に分裂を起こし、人々を混乱に陥れるサタンの巧妙な策略でした。教会はおよそ外からの攻撃には一枚岩になってより絆が深くなることがありますが、内からの攻撃には些細なことでも大きな亀裂となってしまう脆さがあります。以前は教会に行っていたけど、人に傷ついてから行かなくなったという方も少なくありません。生きている限り、私たちは工事中の身です。教会は愛を学ぶところ、互いに赦し合うことが何より大切なように思います。