今週は台風7号が関西を通過し、多くの地域で停電や浸水被害がありました。箕面の教会は心配していた雨漏りも守られ、鉢植えが倒れたくらいで済みましたが、被害の大きかった地域を覚えてお祈りします。道端にセミが死んでいると思い、車にひかれないように動かそうと思ったら、ジジっと大きな声をあげて飛んでいきました。そんな死期が迫っているようなセミのことを『セミ爆弾』とか『セミファイナル』と言うそうです。せっかく長い期間をかけて成虫になったのですから、一日でも長く地上での生活を送ってほしいと思います。この時期になるといつも思い出すのは『セミは春秋を知らず…』の言葉。夏に生まれて夏に死ぬセミは春秋を知らないし、自分がいる季節が夏であることも知らない。仏教用語ではありますが、キリスト教の永遠のいのちを話す時にも思うことです。余計なことだと言われる方もいますが、ぜひ機会がありましたら教会の日曜礼拝に出てみませんか。