教会のデボーションは士師記6章に入りました。士師記の中でも特に印象深い勇者ギデオンの召命です。ギデオンは決して勇気ある戦士と言える人物ではありませんでした。主は指導者としてはおよそ不適格と思われる者をあえて選び、イスラエルを圧迫していたミデアン人から救う『勇士』として用いられました。ギデオンは思わず、自分の民族は弱小で、しかも自分は家族の中で一番若い…等と言い訳をします。「行け、あなたのその力で。…わたしが遣わすのではないか。…わたしはあなたとともにいる。」ギデオンは何か特別な力が与えられ、勇気が倍増して『勇士』となるのではなく、今ある力、その力で行けばよいと言われました。大事なのは、主がギデオンのすべてを知っておられ、その上で遣わすのだから、後は主の命じられたままを行えば勝利を得られることです。私たちも、万事をご存知である主に信頼し、素直に主の呼びかけに応じる者にならせて頂きたいものです。