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教会のデボーションは士師記に入りました。ヨシュアの死からサムエルが生まれるまでのおよそ200年のイスラエル史です。この期間、イスラエルには全部族を統一する指導者も現れず、首都と見られる中心地もなく、各部族は独立した行動をとる傾向にありました。「そのころ、イスラエルには王がなく、それぞれが自分の目に良いと見えることを行っていた。」民は神の御心よりも自分たちの都合を優先して歩んでいたので、神は彼らを周辺諸国の手に渡すことによって裁かれます。民が悩みの中で悔い改めて主に叫び求めると、主は『さばきつかさ』を起こしてイスラエルを救われる…この繰り返しが士師記です。このことから、この時代はイスラエル史における暗黒時代とも言われます。でも、だからこそ、私たちもこの書から神を信じる民としてあるべき姿をあらためて考えたいものです。