弱さを誇りましょう……

先日、ドイツのある教会で(AI)のチャットGPTで作成したものをアバターの牧師が説教する礼拝が行われ、300人以上が参加したというニュースがありました。海外の教会ではすでにAI の技術を活用して祈りの支援サービスや教会探しなどを行っているとのこと…。今後日本の教会も閉鎖や無牧の教会も増えていくことを思うと、AIの導入は不可避なのかもしれません。今はまだ笑ってしまう説教だとしても、未来ではもっと精度が上がって、AIと人間の判別も難しくなる時代もそう遠くないのでしょう。そうした中で、人間がAIに誇れるものと言えば、私は弱さなのだと思います。「キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。」私たちは弱いからこそ、神の臨在を感じることができます。「私が弱い時にこそ、私は強い。」という御言葉は常に真実です。