Be strong and courageous…

今日から教会のデボーションはヨシュア記1章に入りました。ヨシュア記はモーセの後継者となったヨシュアが主の助けと導きによって、イスラエルの民とともに約束の地カナンに入り、その地を占領していく歴史です。本書を読む上で注意したいのは、これまで様々な民族が繰り返してきた外国侵略の一つのように解釈してはならないことです。これはあくまでも、神がご自身の約束を実現するための、神の贖いの計画に基づいた特殊な出来事であることです。ヨシュア記を例にとって聖戦思想を振りかざすことは、現代のいかなる国にも許されていません。今は、平和をつくる者は幸い、平和の福音を宣べ伝える時です。「強くあれ。雄々しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない。あなたが行くところどこででも、あなたの神、主があなたとともにおられるのだから。」私たちは今何を恐れ、何におののいているのでしょう。神の告げられる命令には必ず約束があるのです。