3月第五水曜祈祷会、午前はマルコ13章1節~、午後は16章19節~。イエスさまは終わりの日の前兆として、偽キリストの出現、戦争や戦争のうわさ、国家間の対立、天変地異が起こることを告げられました。それらはみな、すでに歴史の中で起きていると同時に今も終わりの時代であることを思います。形あるものは必ず終わりを迎える…それは私たちの人生も同じです。また、金持ちはなぜ黄泉に下り、ラザロはなぜ天国へ行ったのか…。当時、金持ちは神の祝福の表れ、貧しさは神の裁きの象徴という考えがありましたが、主はそうした考えを否定し、救いは恵みによることを教えられたのです。身体のハンデを抱えながら教会に通い続けられた兄弟の姿を思い浮かべました。苦難を通して信仰から離れてしまう人もいますが、兄弟はますます信仰が強められていきました。『父がなぜあれほど教会に行きたがっていたのかがわかりました…』というご家族の言葉が心に響きました。