教会のデボーションはマルコ12章38節から。イエスさまはここで律法学者に対する警告とやもめの献金という二つの事柄を通して、誰が誠実に神の教えに生きているかを記しています。律法学者たちは、人々に神のことを教えながら、自分たちは人間的な称賛を求め、弱い人たちを利用して利得を貪っていました。それと対照的なのが貧しいやもめで、彼女は生活費のすべてのレプタ銅貨二枚を惜しみなく献金箱に投げ入れました。主は、自分を愛する者は偽善と虚栄の虜となり、神により頼む者は神からの称賛と祝福を受けることを教えられたのです。今日は教会である兄弟の葬儀があり、平日にも関わらず、大勢の方が来会されました。兄弟は5年前に体調を崩されてから、身体にハンデを抱えられましたが、礼拝と祈祷会にはほぼ休まず来られました。口数の少ない兄弟でしたが、その実直な姿は多くの人に感動を与えていたのです。ご遺族の上に主の慰めを心からお祈りしています。