2月第四水曜祈祷会、朝は創世記23章から、夜はルカ13章から、みことばを心に留めました。アブラハムが妻サラの死を「…悼み悲しみ、泣いた」という言葉が心に沁みました。声を上げて泣いているアブラハムの姿が思い浮かびました。ずっと一緒に歩んできた人がいなくなるのは…とてつもない喪失感だったでしょう。でも、アブラハムはそこから立ち上がり、彼女のために墓地を購入していったのです。そこからあらためて信仰者にとって『墓地』とはいかなるものかを考えさせられました。それは人生のゴールなどではなく、永遠の御国への入り口、同じ約束を信じる信仰を受け継ぐ証しであるということです。夜の御言葉も『ぶどう園のたとえ』から、「どうか、今年もう一年そのままにしておいてください。木の周りを掘って肥料をやってみます。」というイエスさまの切なる祈りを感じました。この祈りに支えられて、私たちの一日一日があることを感謝したいと思います。