教会のデボーションはマルコ5:35-43から。イエスさまのもとには大勢の群衆が集まって来ていました。そこに会堂司のヤイロが人混みをかき分け、イエスさまの前にひれ伏して私の小さい娘を助けてくださいと訴えました。彼はイエスさまが娘の上に手を置いてさえくれれば癒されると信じていたのです。でも、途中で12年の長血をわずらった女の癒しを行っている間に、会堂司の家から人が送られてきて、お嬢さんは亡くなりましたと連絡がありました。絶望的な状況に、ヤイロは目の前が真っ暗になったでしょう。イエスさまはそんな彼に言いました。「恐れないで、ただ信じていなさい。」すべての望みが絶たれたような中で、まだ終わりではありませんと言われたのです。人間の失望する時が、神の好機です。神が働かれる条件の一つは、私たちが神を信頼することです。人々がイエスさまをあざ笑う中で、最後まで信じ続けたヤイロ家族は神の御業を目に当たりにしたのです。