アドベント第三礼拝、礼拝メッセージはヨハネ2:1から。イエスさまはカナの婚礼で水をぶどう酒に変えるという奇跡をなされました。大勢の人が若いカップルを祝福する中で、客をもてなすためのぶどう酒が足りなくなったというのです。ユダヤの婚礼にあってぶどう酒は不可欠のもの。いち早くそれに気づいたマリアがイエスさまにそのまま伝えると、すぐに答えがありました。「女の方…わたしの時はまだ来ていません。」「わたしの時」は、イエスさまの十字架と復活を指していました。つまり、神の計画に従って定められた時があり、いかなる人間的なものもこれを変更できないということです。それ以上はだまってすべてを委ねたマリアの信仰、イエスさまに言われた通り水がめを水でいっぱいにした給仕の者たちの信仰が、そこで神の栄光を見る特権にあずかったのです。最初のしるしは、私たちの最悪の状況が、一変して祝福に変えられることの象徴でもあったのです。