教会のデボーションは雅歌4章。結婚式を迎え、花婿は花嫁に向かって最高の賛辞を贈ります。「わが愛する者よ。あなたのすべては美しく、あなたには何の汚れもない。」そして、花婿はレバノンの頂という高く険しい山々から私のところへ来ておくれと花嫁に呼びかけました。日本的な言い方をするなら、清水の舞台から飛び降りる思いで私と結婚してくれという招きです。花婿と花嫁の関係を、神と私たちの関係に置き換えて読むならば、神が私たちをどれほど大きな愛で見てくださっているかと思います。また、結婚式はしばしば洗礼式と似ていると言われますが、大きな決断の前に揺れ動く気持ちも似ているのでしょう。でも、神が両手を広げてこんな私のことを招いてくださっているから…と踏み出すことができるのです。私も洗礼式の三日目にキャンセルした経験がありますが、あれから25年…今日もこうしてクリスチャンでいられるのは、ただ神の恵みでしかありません。