6月第二水曜祈祷会、朝はネヘミヤ記6章から御言葉を心に留めました。ネヘミヤをはじめユダの民は心一つに神殿の城壁再建工事に着手します。でも、外からは敵の妨害が入り、内からは同胞の格差問題に悩まされました。また、完成まであと一歩というところで、身近な者たちの裏切りもありました。それでも、彼の心は折れませんでした。「こうして、城壁は五十二日かかって、エルルの月の二十五日に完成した。」「こうして」の一言に、どれほどの思いが詰まっているでしょう。様々な問題を乗り越えて、城壁は52日間という驚異的な早さで完成しました。ネヘミヤはここまでの道のりを振り返って、「この工事が私たちの神によってなされたこと」とすべての栄光を神にお返ししたのです。私たちも神さまのために何かをなそうとして踏み出しても、なかなか思うように事が運ばないことがあります。でも、心折れずに、最後まで主に期待して前進していこうではありませんか。