待ち望め主を…

6月第一主日、今日はペンテコステ記念礼拝でした。礼拝では詩篇27篇からメッセージを聴きました。ダビデはイスラエル史上最も偉大な王と言われる人物です。そんな彼は初代サウル王に命を狙われ、バテ・シェバとは姦淫の罪に陥り、息子アブシャロムには謀反を起こされ、まさに栄光と苦難の人生を歩みました。27篇も、そんな彼の人生を象徴するような…主への確信と信頼、そして、現実の危機の中で助けを求める姿が描かれています。「待ち望め 主を。雄々しくあれ。心を強くせよ。待ち望め 主を。」「待ち望む」とは「待つこと」だけでなく「望みを持つこと」です。それは消極的なことではなく、むしろ積極的な信仰者の姿です。だれもが神への賛美と神への叫びが交錯するような歩みの中で信仰生活を送っているのではないでしょうか。まさに山あり谷ありの人生です。でも、主は私たち以上に私たちのことを知っておられます。心を強くし、主を待ち望みましょう。