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4月第三水曜祈祷会、ダニエル記5:17~。ベルシャツァル王は国家存亡の危機にありながら、千人の貴族のために大宴会を催し、酒の勢いに任せて礼拝用の器で飲食し、偶像の神々を賛美しました。ちょうどそのとき、人間の手の指が現れ、王の宮殿の塗り壁に「メネ・メネ・テケル・ウ・パルシン」と書かれ、その言葉の意味を解き明かすためにダニエルが連れて来られたのです。そして、その意味がまさに王に対する神の裁きの言葉であることを告げたのですが、王は祖父であるネブカドネツァル王の繁栄と裁きと悔い改めの経緯を知っていたはずなのに心を低くしませんでした。こうして王はこの最後の悔い改めの機会を逃し、暗殺されてしまったのです。権力を持った人間がいかに悔い改めるのが難しいかを思わされます。王の判断がその国の未来を変えてしまう…それは昔も今も、そして今日の私たちも同じです。「今日、もし御声を聞くなら…心を頑なにしてはならない。」