3月第四水曜祈祷会、デボーションはゼカリヤ9章~。捕囚から帰還したユダヤ人にとってエルサレム神殿を再建することは大変な工事だった上に、隣国の異邦人たちの妨害がさらに困難にさせていました。それでもなんとか神殿を完成させたにも拘らず、現実の生活は人々が思い描いていたような栄光のエルサレムとは程遠かったのです。そんな主の約束と現実の矛盾の中で苦しむ人々のために、主はゼカリヤを通して預言を与えられました。「わたしは、わたしの家のために、行き来する者の見張りとして衛所に立つ。もはや、虐げる者はそこを通らない。今わたしがこの目で見ているからだ。」どんなに目の前の状況が辛く悲しく思われるものであっても、主はご自分の民を絶えず見張り、守ってくださるという約束です。私たちクリスチャンも同じような矛盾の中で苦しむことがありますが、大事なのは神のことばを思い出すことです。その先にある勝利を信じて歩みましょう。