教会のデボーションはゼカリヤ書4章に入りました。ユダの民は総督ゼルバベルと大祭司ヨシュアを中心に、長らく放置されていた神殿の再建にとりかかりました。でも、目の前の現実は「大いなる山」のような瓦礫…財力も人手も足りず、周囲には今にも襲いかかってきそうな敵国の存在。そんな問題山積、八方塞がり、もはやお手上げ状態のゼルバベルに向かって、主は預言者ゼガリヤを通して告げられました。「権力によらず、能力によらず、わたしの霊によって」神殿再建の働きは人間的な知恵や能力によってではなく、ただ神の御霊によって成し遂げられると励まされたのです。私たちも時に自分の力以上の働きや使命を与えられることがありますが、自分の力だけで立ち向かうのではありません。大事なのは「わたしの霊によって」です。ただでさえ季節の変わり目で心身ともに体調を崩しやすい時期。先立って導いてくださる聖霊により頼みつつ、力を戴いて参りましょう。