2月第四水曜祈祷会はⅡテモテ1:1から。この時のパウロはローマの牢獄に捕らえられ、自分の死が近いことを予期していました。自分がそんな状況にも関わらず、エペソの教会で様々な課題を抱えている愛弟子テモテを励ますために手紙を書いたのです。「神は私たちに、臆病の霊ではなく、力と愛と慎みの霊を与えてくださいました。」誰でも大きな失敗をして自信をなくしたり、それゆえに行動を起こすことに臆病になってしまうことがあるものです。神を信じているからこそ、疑いが起こってくることもあります。でも、そんな苦しい経験を何度もしてきたパウロだからこそ、思い起こしてほしい、再び燃え立たせてほしい、神の力によって、福音のために私と苦しみをともにしてくださいと確信をもって言うことができたのです。自分のために絶えず誰かが祈っていてくれるのはなんと励まされることでしょう。春から新天地で新生活を始める青年たちにもぴったりの箇所でした。