水曜祈祷会は申命記20章から。敵との戦いに臨む際の規定について。「あなたが敵と戦おうと出て行くとき、馬や戦車や、あなたよりも多い軍勢を見ても、彼らを恐れてはならない。」自分より巨大な敵を前にして恐れない人などいるでしょうか。聖書全体の流れの中では、戦いは必ずしも武力によるものだけではありません。神の民である教会も、世にあっては様々な苦難が立ちはだかります。その最たるものは罪と死の問題です。これは私たち人間の力ではどうあがいても勝ち目はありません。でも、聖書はこう告げます。「弱気になってはならない。恐れてはならない。うろたえてはならない。おののいてはならない。あなたがたの神、主があなたがたとともに行って、あなたがたのために敵と戦い、あなたがたに勝利を得させてくださるからである。」そして今日も、「勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝ちました。」と言われる方がともにおられる幸いを思います。