Ⅰテモテ2章から。パウロは直弟子のテモテに「私は何よりもまず勧めます。すべての人のために…願い、祈り、とりなし、感謝をささげなさい。」と記しました。エペソでの牧会に行き詰り、やや視野が狭くなっていたテモテは、今一度自分の使命を思い出したのではないでしょうか。私たちも何かの問題にぶつかり、そのことに執着しすぎて周りが見えなくなってしまうことがあるかもしれません。状況が改善されなければ、祈っているのになぜ神は…と不満を抱え、祈りの手を下げてしまうこともあるでしょう。すべての人のために祈る理由は、神はすべての人が救われて、真理を知るようになることを望んでおられるからです。もちろん、福音を聞いても受け入れない方もいるでしょう。でも、この大事な使命をクリスチャンは常に忘れずに、自分も誰かに祈られていることを思い出したいものです。そして他ならぬイエスさまのとりなしがあることを支えにしていきたいものです。