教会のデボーションはⅠテモテ1:1から。この手紙は使徒パウロがエペソで牧会しているテモテに宛てた手紙です。テモテは若くて評判が良く、忠実な献身者でしたが、今は牧会の困難に直面していました。パウロは霊的な父、また同労者として、そんな彼を励ますために手紙を書いたのです。「私たちの救い主である神と、私たちの望みであるキリスト・イエスの命令によって、キリスト・イエスの使徒となったパウロから、信仰による、真のわが子テモテへ。」冒頭のあいさつには、私たちの救い主である神、私たちの望みの主という重要な言葉があります。私たちはこの方によって生かされ、用いられていることを確認する言葉です。そして、パウロが「私たち」という言葉を繰り返すことに、テモテとしては離れていても信仰のつながりを心強く感じたでしょう。私も今年17年目の働きとなりますが、まだまだです。ただ、父親の袢纏がだいぶしっくりくる年齢になってきました。