人が一生のうちで出会う人数は…いろいろ個人差もあると思いますが、限られているのは間違いありません。その中でも親しい関係になる人、友人になる人と言えば、全人口から考えたらほんの一握りでしょう。そう思うと、出会いは何と尊いものかと思えてきます。私は26歳の時に初めて教会に行きましたが、それから多くの方と知り合うことができました。かけがえのない友人や神の家族もできました。本当に一つ一つの出会いを、主に感謝しています。一方で、『会うは別れの始め』という言葉も頭に浮かびます。信仰者は天での再会の希望もありますが、地上で友人や家族がそばにいる、顔をあわせられる、それは決して当たり前のことではありません。緊急事態宣言が解除となり、私たちの教会も明日から少しずつ来会を再開していきますが、これまで以上に一回一回の主日の大切さを心に留めつつ、有り難い…という言葉の重みを感じつつ、明日の礼拝を待ち望んでいます。