6月第三水曜祈祷会。デボーションは使徒の働き10章に戻りました。サウロの回心に続いて、ペテロの宣教に焦点があたります。アイネヤの癒し、タビタの生き返り、そして異邦人伝道の先駆者となる百人隊長のコルネリウスの救いへと展開していくところです。神はコルネリウスとペテロと両方の幻に現れて、二人を出会うように導かれました。コルネリウスには会ったこともないペテロを招きなさいと、ペテロには(きよくない動物)を屠って食べなさいと、どちらの命令も簡単には受け入れ難いことでした。でも、二人が言わば「おことばですので…」と踏み出した時に、思いもしなかった運命的な出会いとなったのです。同じ幻を三回も見た時、ペテロは何かを思い出したでしょうか。こうして神の導きを聖書のことばをもって読める私たちは何とも幸せな時代にいるなぁと思います。私たちも先のことはわからずとも「おことばですので…」と踏み出す勇気を持ちたいものです。