4月第三主日、教会の方々には来会の自粛をお願いし、数人の奉仕者の方だけが会堂に集いました。今日から礼拝ではコロサイ人への手紙の講解が始まります。パウロはエパフラスから、コロサイの教会が信仰と愛に溢れて成長を遂げる中で、誤った教えが入り込もうとしていることを聞きました。そこで教会が正しい真理に立った信仰生活を送れるようにと筆を取ったのです。「神のみこころによりキリスト・イエスの使徒パウロと、兄弟テモテから、コロサイにいる聖徒たち、キリストにある忠実な兄弟たちへ。」この時、パウロは獄中にいて、コロサイにはまだ行ったことがありませんでした。でも、パウロは自分を神より遣わされた者として自己紹介をし、コロサイのキリスト者たちを「聖徒」「兄弟」と親しく呼び掛けたのです。私たちはみな、同じ神を父とする、神の子どもであり、信仰の家族、聖徒の集まりです。神から私たちへの手紙として楽しみに読んでいきましょう。