4月最初の水曜祈祷会がありました。Ⅰ歴代誌6章はレビ族の系図と居住地について記しています。捕囚からの帰還民の中で、神殿を再建し、礼拝を確立するために重要な役割を果たしたのはレビ族でした。彼らは一つの町にまとまってではなく、イスラエル全土の中に分散して住む場所が与えられました。それは彼らを通して示される神の教えと信仰の歩みが、イスラエルの隅々まで語り続けられることを意味していたのです。そこから、今日のクリスチャンが人々の中に住み、教会が人々の身近な所にあることの意義を考えました。「あなたがたがわたしを選んだのではなく、わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命しました。」私たちはみな、神によって選ばれ、クリスチャンにならせていただきました。それは私たちの側に何か特別な理由があったからではなく、神の一方的な恵みによるものです。そして、神はそんな私たちが「行って実を結ぶ」ことを期待しているのです。