『会うは別れの始め』という言葉がありますが、春はそうした別れと出会いを覚える時期です。卒業や転任で友だちや家族との別れがあり、長年住み慣れた場所を離れる方もおられるでしょう。一方で、進学や就職に向けて不安と期待が入り混じっている方もおられると思います。いずれにせよ、地上では必ず別れの時がくる…誰もが知っていることです。そんな中で最も悲しいのは、死をもっての別れ。昨日、私も数少ない親友の一人がバイクの事故で天に召されました。十代のお子さんが三人いて、これからが楽しみ…と話していた矢先でした。ご家族のために、ただただ祈るばかりです。まだ気持ちの整理がつかない中ですが、ただ一つの慰めは…彼がイエス・キリストを信じるクリスチャンであることです。クリスチャンには、永遠のいのちが与えられ、天の御国が備えられ、そこで再会する希望があります。まもなく迎えるイースター、イエス・キリストの復活がその証しです。