デボーションは民数記20章から。民は荒野で水がなくなったことに不満を持ち、モーセとアロンに逆らいました。そこでモーセたちは会見の天幕の入り口にひれ伏し、主のことばを待ちます。すると主は彼らに「杖を取れ。…岩に命じれば、岩は水を出す。」と約束をされたのです。ところが、彼らはそのことばを素直に信じることができませんでした。彼らの失敗は二つ。主を信頼できなかったことと神が聖であることを現わさなかったことです。このことで彼らは約束の地に入れなくなってしまいました。たった一度の失敗で…と思ってしまうところですが、どんな時も主の臨在を忘れてはならないことを教える大事な箇所です。新約のパウロは「その岩とはキリストです。」と言いました。主は私たちの苦難も必要も、すべてを知っておられて必ず満たしてくださる方です。「信じるなら神の栄光を見る…」この霊的な法則を、主の約束を素直に信じて従う者でありたいものです。