昨日の旧約聖書を学ぶ会では創世記16章から女奴隷ハガルを顧みられる主の眼差しを学びました。アブラハムの生涯の中で、突然彼女にスポットライトが当たります。主は人々に忘れさられてしまいそうな小さな者のこともお忘れにならないことを見ました。そして、今日のデボーションはルカ1:57からエリサベツとザカリヤの間に幼子ヨハネが誕生する場面。およそマリヤの受胎告知とイエスの降誕の間で霞んでしまいそうな記述ですが、老夫婦の喜びと従順な信仰が近所の人たちや親族に影響を与え、良き証しとなったことが記されていました。これもどちらかと言えばマイナー聖書人物伝とも言える記述。ただ、そういう箇所こそ等身大の自分のこととして受け止めやすいものです。ザカリヤのように信仰者であっても、時につまずき、失敗してしまうこともあります。でも、大事なのは、失敗しないことではなく、そこから再び立ち返って、主をほめたたえることです。