今日のデボーションはホセア書9章から。「イスラエルよ、喜ぶな。諸国の民のように楽しむな。あなたは自分の神に背いて姦淫したからだ。」まことの神から離れて、バアル礼拝に心惹かれて行くイスラエルの民に、ホセアは神のことばを告げました。バアル礼拝がどんなに魅力的でも、偽物の神の祝福は一時的で、本物の神の祝福にあずかることはできません。当時のバアル礼拝は性的祭儀も含む、みだらな祝祭だったようです。もはや見捨てられても仕方のないような民に、神は徹底して悔い改めを迫りました。「その根は枯れて、実も結ばない。」花を咲かせ、実を結ぶためには、体裁をちょっと整えるくらいではダメで、根も土も根本的にやり直さないといけない場合があります。まさにイスラエルの罪に対する神の厳しい裁きも、愛の裏返しとして読めるのではないでしょうか。実り多い者となるために…。今日も立ち返るなら、主は豊かに赦し、造り変えてくださるのです。