11月第四主日、礼拝メッセージはヨブ記の後半部分から。沈黙を続けてこられた主がついに嵐の中からヨブに語りかけられました。それはヨブの疑問に答えるというのではなく、逆にヨブに応答を迫る展開です。主はご自身の摂理を明らかにし、ヨブの高ぶりを示されました。ヨブも、神を批判し、神を自分の考えにあてはめて、神を裁こうとしていたことに気づかされました。そして、一つの結論に至ったのです。「あなたには、すべてのことができること、どのような計画も不可能がないことを、私は知りました。」ヨブは苦難を通して、主の御声を聴き、主と親しく出会い、主との交わりをより一層深めました。主はヨブの苦難の意味を直接語ることはありませんでしたが、今のヨブにはそれで十分だったのです。私たちも人生の嵐のような苦難の中を通らされることがあっても、そのただ中におられる主の御声を聞いて、平安を頂き、再び立ち直らせて頂こうではありませんか。