11月の第一水曜祈祷会はエレミヤ書34章から。バビロンから全軍勢がエルサレムと町々に進軍していた時、エレミヤにユダの王ゼデキヤにもとに行って主のことばを告げよという命令が下りました。エレミヤはこの危険が伴う使命にすぐに従います。「わたしはこの都をバビロンの王の手に渡す。…ただ、主のことばを聞け、ユダの王ゼデキヤよ。」ゼデキヤに最後の主のことばが告げられると、王はエルサレムにいる民と契約を結び、奴隷解放宣言をして、主の目にかなうことをしました。ところが、バビロン軍が攻撃の手を緩めると心を翻して奴隷を連れ戻し、再び強制的に働かせたのです。まさに手の平返しでした。こうして主のことばに従わなかった王と民には主の厳しい裁きが宣告されていくのです。「みことばを行う人になりなさい。自分を欺いて、ただ聞くだけの者となってはいけません。」主のことばを聞いて行うとはいかなることかを深く考えさせられる祈祷会でした。