今日の水曜祈祷会ではエレミヤ書26章を読みました。エレミヤは神殿の入口に立って、主のさばきのことばを忠実に語りました。「彼らがそれを聞いて、それぞれの悪の道から立ち返るかもしれない。そうすればわたしは、彼らの悪い行いのために彼らの下そうと考えていたわざわいを思い直す。」エレミヤの懸命な呼びかけにも、祭司や預言者たちはかえって怒りを燃やし、「この者は死刑にあたる」と首長たちに訴え出ました。正しいことを語ったがゆえに命の危険にさらされていくエレミヤ…。でも、そんな彼の真実な生き方に心打たれ、中には彼をかばい、殺されないように助ける者も現れました。孤独の中にいたエレミヤはその行動にどれほど励まされたことでしょう。そんな彼の姿は、祭司長や律法学者たちから迫害されるイエスさまの姿にも重なります。人を恐れて本当の神のことばを語れるでしょうか。人を恐れず、真実を語る者こそ主の臨在を身近に体験するのです。